どういうポーズで寝とんのや・・
仕事上、よそ様の戸籍を調査するのですが、しばしば昔のものを見ます。
何代も前の戸籍から相続人を探したりするのですね。
現在の戸籍は親子単位で作成されていまして、結婚すると新しい戸籍を夫婦で作ることになります。(基本は婚姻。成人すれば、親の戸籍から抜いて自分の戸籍を作ることもできます。)
戸籍は個人の身分を証明する上で重要なのですが、おおよそ戦前は個人よりも家重視でした。
昔の戸籍を見ますと、親子単位ではなく家単位。
戸主がいて、その人の配偶者や子供、兄弟、兄弟の配偶者、親、孫など、その家に住む人が全員書かれていたようなものです。叔父叔母や甥姪なども記載されている場合もあります。
現在のように婚姻によって新しい戸籍を作るのではなく、分家した場合に別の戸籍が作られます。
戸主、つまり家長単位で作っているところに、家重視なのがわかります。
今も依頼で相続人調査をしているのですが、何しろ江戸時代に生まれた人なので、古い戸籍から辿っています。
それで驚いたことに、相続人の家をA家としますと、A家からB家に、戸籍が移動している人がいるのです。
嫁入りとか養子とかならわかります。これは現在も行われています。
そうではなく、そのまま単に別の家に戸籍が移っている。このケースは初めて見ました。
女性でしたので、思うに、移った先の家の誰かの嫁にするつもりだったのかなーと。まだ誰の嫁とは決めてないけど、いずれ家に入るから、もう戸籍を入れておけ、とか。
現在は当然出来ないことですが、これが許されるのも、やはり家重視なのかなと思いましたね。
PR
この記事にコメントする
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
