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手ブロがいつの間にか進化していました。パレットが凄い。
試しに使っていますが、何を描いているのか一目瞭然ですな。大体タヌキを描きますからな。
恐ろしいほど集中力が無いので、ちまちま描いています。
これと並行して、にょた宗さんと家康の話も描いています。
描いていて気付いたのですが、このCPって、要はオトメンですね。如何ににょた宗さんを男前に描くかに力を注いでいます。
録画溜めしていたISを、やっと全部見てしましました。見終わった感想は、見て良かったということです。
このドラマを見るまでは、ISの存在さえも知らなかったので、それを教えてくれたことに感謝です。
性器や生殖機能などで、外見からは性別が判別出来ない人のことをISと呼称します。(医学用語ではなく、便宜上だそうです)
ISには様々な症状があり、良く同人で使われる「ふたなり」の他、逆に両性の性器があるが未発達であったり、片方の性器だけだけど未発達だったり。
ですが出生届けには性別を明記しないといけません。この時点で、両親は大きな決断を迫られます。
ドラマを見ていて痛感したことは、個人の人格形成に性別は大きく影響されるということです。
今の世の中、「個性を尊重」と謳われていますが、その個性を育む段階で、既に性別によって矯正されていることも事実です。
乳幼児のときは、それこそ男女区別なく一緒に放り込まれますが(笑)、保育園や幼稚園など、団体生活に関わっていく段階になると、性別による区別ルールに則った社会で生きていくことになります。わかりやすい例は、トイレが別ということです。
それが当たり前になりますから、自然と自分も周囲も、性別による様々な相違隔離に疑問を持たなくなります。
誤解しないで戴きたいのは、それがおかしいと言っているわけではありません。中高校生の更衣室が男女一緒だったら、それこそ問題でしょう。
男と女、違う性別が存在する以上、何らかの区別は必要です。その区別環境も、人格形成の一要素になっているということです。
どんなに男勝りな女性も、本当に男性と同じ生活は出来ません。逆もまた然り。
以前、身内の看護師に、「何故女ばかりが子供を産むようになっているのか。両方産めれば楽じゃないか。」と言ったことがあります。種の保存という意味では、そちらが効率が良いのではないかと。
しかしそれに対する答えは、「だったらもう、性別の意味すらも無い。男と女という2種類の性があるのには、他の意味もあるからではないか。」
確かにそうです。
もし性別が無いとすると、SFでありがちな、支配しやすいように機械化単一化された人間の世界という設定に近いものがあります。
多様な人間がいるからこそ、互いに補って社会は発展していきます。多様ということは、違うということです。その違いを突きつめていくと、性別に集約されるのではないかと思います。
様々な人間で成り立つ社会生活を円滑にするには、ルールが必要です。最も根本となるルールが、この性別による区別ではないでしょうか。
ルールというものは、大多数に適用される性質のものでなければなりません。一部用というのは、ルールではありません。
この性別によるルールも、大多数に当てはまるから生きています。
しかしながら、大多数=全員ではなく、当てはまらない人もいます。このISであったり、性同一性障害であったり。
「常と異なる」と書いて、「異常」と表記します。常=大多数と捉えると、確かに彼らは異常かもしれません。
ですが上記しているように、性別が人格を作る要素のひとつだと考えると、彼らのような身心が合致しない、またはまだその段階に至っていない人は、性別に対して、大多数とは異なる捉え方をしているだけのことでしょう。
同じ物体も、見る人によって感じ方が違う。その違いではないかと思います。
ただ、そのような少数の人々が暮らしにくいというのも現状です。社会は大多数に対応しているからです。またそうであることが当然です。
理由は先程述べた通り、ルールの意味が、そうであるからです。一部対応では、社会は成り立ちません。
それを踏まえた上で、少数への対策も必要でしょう。
ドラマの中で、学校中にISであることを告白した主人公が、着替える為に校舎屋上に行くシーンがあります。
たまたま居合わせた先輩が、着替える場所が無いなら廃部になった女子剣道部の部室があるから、そこを使うようアドバイスします。
性別によって、どうしても避けられない事柄があります。少数への対策というのは、こういうことだと思います。
その対策の前に必要なのは、理解。
人間は未知のものに対して恐れがあり、それが偏見排除へと繋がります。
ドラマの主人公は、戸籍上は女なので女子学生として高校入学します。IS告白後、男子学生に「あいつ、付いてんのかな。」「ひとりでヤれんじゃねえ?」と、からかわれます。無知による偏見です。
今でこそ、性同一性障害も少しずつですが認識されてきています。ここまで来るにも、多くの偏見や迫害、無理解と戦ってこられたことと思います。
冒頭に書いていますように、管理人もドラマで初めてISを知りました。そして、凄く考えさせられました。
マンガ原作ということですので、作者並びにドラマ制作に携わった方々に、感謝します。
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「大丈夫です! 俺、矢島ですから!」by オダギリジョー
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