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やっと江を見終わりました。既に清盛が始まっているのにね。
作品を通しての全体的な印象は、華やかなれど、大河で女性主役は難しいということです。
全て女性主役は難しいというわけではないですが、主役となった女性が、歴史上大きな業績を遺していないと、どうしても「ただ居るだけ」感が拭えないのです。
確かに主役ですから出番は多いのだけれども、物語を動かしているわけではありませんから、いつでもいる傍観者の立場なんです。
最終回で江が大奥を作るシーンがあるのですが、これを前倒しにして、ここにスポットライトを当てたほうが良かったのではないかと思いますがね。さらっと流されていたよ。
せっかくの主役なのに印象が薄かったですねー。
ああ、後、無理のある展開も感じました。これも印象が薄いひとつの要因であると思います。
史実のエピソードが少ないと、フィクションで作って無理やり歴史に絡ませる。無くても構わない場面なので、印象が薄くなるんです。
前の日記で梓右近のことを書いていますが、もちろん梓右近という人物はフィクションですが、双子の兄のほうは実在しました。
会津松平家初代藩主 保科正之です。元服前で江の最終回にも登場しました。
秀忠は、珍しく側室を持たなかった将軍です。正室の江のみ。(wiki先生によると、江は継室だそうです)
江がたくさん子供を産んでくれたこともありましょうが、始めの頃は女の子ばかりでした。
なかなか世継が生まれない中、女中が秀忠の子、男子を産みました。
通常ならば、この男子が世継になるのでしょうが、秀忠は母子共々暇を出し、世継はあくまで江が生む男子としました。そして、今後、一切浮気はしないと言います。
その後に江は男子をふたり産み、長男が後の家光、次男が忠長となるのですが、実は秀忠に隠し子がいたことが発覚します。その子が保科正之です。
正之は忠長より年下なので、浮気しない宣言の後で作った子供ということになります。
宣言の手前があるのか、秘密裏に保科家に養子に出していました。
確かに側室を持たなかったのではありますが、潔いんだか何だかわからんな。
保科正之は有能実直な人物で、家光と四代将軍家綱を良く補佐したそうです。
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「大丈夫です! 俺、矢島ですから!」by オダギリジョー
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