忍者ブログ

桜梅桃李

entry_top_w.png
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
1f1157ad.jpeg
忠義の欠片も無い猫ども。

泣けたよ! 日本人の心だね!
赤穂浪士の生き残りふたりの、討ち入りから16年生きてきた様を、ひとりを主役にして描いています。
寺坂吉右衛門のことは知っていましたが、これは瀬尾孫左衛門が主役です。
討ち入り前日、逐電したと見做された孫左衛門は、しかし、主・大石内蔵助の密命を受けていた。
それは身籠っている愛妾可留と、いずれ生まれてくる子を守って欲しいということだった。
重罪人の子と知れれば、無事で済まないだろう。身分を偽り隠し、誰にも告げず、孫左衛門は生まれた女子・可音を密かに育てていた。(可留は産後に亡くなった模様)
武家の娘としての礼儀作法、教養を身につけ育った可音は16歳。豪商の跡継ぎに見染められ、嫁入りする。
これで自分の役目は終わったと、祝言の夜に、孫左衛門は16年前に果たせなかった主の後を追って切腹する。
あらすじを言えば、以上です。
どんでん返しも何もなく、簡単に展開が読めるストーリーです。
しかし!そういう問題じゃないんだよ!
タイトル通り、最後の忠臣蔵。一歩遅く駆けつけた吉右衛門が、「おまえは本当に最後の赤穂浪士だ」というセリフが、全てを物語っていましたね。
孫左衛門と可音の疑似父娘や、おゆうの強く切ない女心や、最期まで武士として忠義に生きた孫左衛門など、心の機微を丁寧に描かれています。これがこの作品のメインでしょうね。
可音の花嫁行列に、次々馳せ参じる元赤穂藩士たちのシーンは、内蔵助の人徳、吉右衛門と孫左衛門の16年間耐え生きた結果を表現してます。泣ける。
最後の孫左衛門の切腹シーンなのですが、内蔵助と可留の位牌がある仏間なんです。
そこの畳がえらくボロボロで、主の仏間なのに・・・と思っていましたが、よく考えたら、切腹すれば当然汚れるわけですよね。
ああ~これも切腹の作法なんだとわかりました。
忠臣蔵が好きな人は、是非見るべし!


以前のブログを閉鎖しました。
某さんに言われて気付いたのですが、HPを持っていた頃の裏ページをまだ閉鎖していませんでした。
こちらも2月一杯を目途に閉鎖します~
PR
entry_bottom_w.png
この記事にコメントする
お名前 
タイトル 
メールアドレス 
URL 
コメント 
パスワード 
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
plugin_top_w.png
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
リンク
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
pixiv
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
手書きブログ
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
矢島秀義
性別:
非公開
自己紹介:
九州でまったり棲息するナマケモノです。
「大丈夫です! 俺、矢島ですから!」by オダギリジョー

e-mail hide-yajima@hotmail.co.jp
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[12/16 ハロ丸]
[08/08 郡司]
[09/25 郡司たかひろ]
[09/14 郡司たかひろ]
[07/11 管理人 矢島]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新記事
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
バーコード
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
P R
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
アクセス解析
plugin_bottom_w.png
Copyright 桜梅桃李 by 矢島秀義 All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ
忍者ブログ [PR]