桜梅桃李

平成10年2月から、郵便番号は現在の7ケタになりました。
前年の平成9年末、年賀状の宛名書きに、いちいち郵便番号簿を見ながら郵便番号を書いていたのを思い出します。
冒頭に書いていますように、正式には平成10年2月から変更になったのですが、慣れる為に平成9年末に各戸にこの郵便番号簿が配られたのです。年賀状は良い練習場ですからね。
もちろん、当時はまだ一応5ケタ時代に入りますから、郵便局側は5ケタと7ケタ対応の姿勢でした。
ところが、いざ蓋を開けてみると、ほとんどの年賀状の郵便番号が7ケタで書かれていたそうです。
見事に日本の国民性を顕した事象でした。

これと似たようなことが、アメリカでもあったそうです。
詳しくは覚えていませんが、やはり国の政策か何かで、大きく変わる事があったそうです。
果たしてアメリカ国民はどうしたかというと、半数も対応しなかったそうです。
彼らに言わせると、国側の事情に、何故合わせてやらないといけないのか。
多様な民族が集まる国民性ならではです。理念が異なり自立心が強い。
日本は単一民族ですから、基本的な考え方が統一されていますので、良く言えば纏まりやすい。悪く言えば支配しやすい。
かくいう管理人も、上記の通りに素直に7ケタに従いました。
元々、何故7ケタに変更になったかというと、郵便処理を迅速にする機械読み取り対応の為に細分化したのです。
学生時代、年賀状の仕分けバイトの経験がありますので、あの時期の郵便量の膨大さを知っています。ですので、この理由も頷けます。
納得できる理由であれば、逆らう理由もありません。
お上からの押し付けに、俺たちは従わないぜ！みたいな、青臭いことを言ってもねえ。
夜中に盗んだバイクを走らせるような、そんな余計な体力無いですがな（笑）

ところで、初代郵便番号簿（↑写真）をこの13年間使っていました。
その間に全国各地で平成大合併が起こり、市町村名が大きく変わりました。
確か、ここの地名は、以前こうだったような・・・と、13年前の情報で頑張ってきました。
さすがにいい加減、現在の情報を入手しようと、意を決して郵便局で聞いてみました。

「あの～電話番号簿は何処で貰えますか？」←無料前提の尋ね方
「・・・電話番号簿ですか？　それでしたら、NTTで・・・」
「あっ！　郵便番号簿です！！」

ちょっと間違いはありましたが、郵便局で貰えます。無料です。
で、戴いてきましたのが、これ。

これで現在の地名でもバッチリさ☆
でも、これ来年は変わるんじゃ・・・2010年までだね・・・