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桜梅桃李

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置物その2。
チャイはつぼみと違って眠そうな目をしていますが、これが通常。


BS日テレで放送されていた孫子兵法を、やっと見終わりました。(今は孔子を放送中)
孫武は呉から生まれ故郷の斉へと脱出して終了となりましたが、これで終わりなんか?という終わり方で・・・
まあ、孫武が主人公なのだから、この終わり方で良いんかな。
というのも、彼は晩年がはっきりしない人らしいです。記録が残っていないとか。
歴史上は、呉が越に勝利して、それで傲慢になった呉の王 夫差と意見が合わなくなり、孫武は宮廷を去ることになったのですが、その後がはっきりしない。
暗殺説もあれば、隠居して兵法書を完成させた説もあり、幽閉説もあり、もうここは謎です。何しろ敵に廻したら脅威なので、呉の国も対処に困ったであろうと思います。
ドラマでは、上記のように国外逃亡を恐れた呉王が孫武に罪をでっち上げて、服毒死を勧めます。
孫武はこれを逆手に取り、遺体は斉に送るように頼み、死んだふりして棺桶ごと国外逃亡を図ります。
色々あって計画がすんなりと進むわけではないのですが、最後は何とか脱出~で終わりました。
宰相 伍子胥の手助けもあるのですが、この人は歴史上は、やはり王と仲違いして自害を勧められ死亡するのですが・・・あの後どうなるんだろうと気になります。
最後に孫武たちを逃がした船を調達したのが、嘗ての知人の虞夢の登場で驚きました。
「ポエマー(と個人的に呼んでいました。いつも詠っていたので)来たー!!」と。この人、神出鬼没だったからなあ。

初めて見た中国ドラマでしたが、かなり面白かったです。
素直に中国の歴史や文化がわかるということもありますが、何というか日本のドラマでは味わえない感覚でした。
大きく違うのは「間」だと思います。余韻が無いというか・・・え?もう次行っちゃう?という感じでした。時間の流れの説明も無いので(ナレーションも無い。せめてテロップ出してくれ)、進行状態やセリフで推測しないといけない。
全体的に大味で、BGMの使い方も不思議でした。
アクションは素晴らしかったです。これは日本より上だと思います。
とにかく異文化に触れられて、面白うございました。
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広島旅行記の続きを書こうと思ったのですが、鍵のかかった部屋の2話を見て、あれ?と思うことがあるので、こちらにしました。

動機となる遺産相続なのですが、資産家夫婦に子供がふたりいて、犯罪歴のある弟は廃除されているので相続人から外れる。
そうなると相続するのは姉のみということになりますが、姉は放棄している。
結論として、相続人はいないということになるのですが、作中では姉の子供ふたりが相続していました。
これ、どういうことなんだろう?と暫く考えましたよ。

姉の子供たちのみを相続人とする為には、まず代襲相続が考えられますが、その条件として母親が祖父母より先に死亡しないといけません。
どちらが先に死亡したのかは明確に言っていませんでしたが、「姉は相続を放棄した」ということは、相続は開始しているということですので、祖父母が先に死亡していることになります。でないと相続は開始しませんから。
となると代襲相続の線は消えますから、次に考えられるのは祖父母から孫ふたりに贈与した。
これならば孫、つまり姉の子供たちのみが財産を受け継いでいることになりますが、贈与は被相続人が生前に行うことですから、そもそも廃除するだの放棄するだのの話は起こらないわけです。相続する財産は既に孫に移っていますから。
後は特別縁故者かな、と。
最初に言っていますように、このケースでは相続人はいないのです。相続されない財産は国庫行きとなりますが、遺言などで被相続人が財産の処分の仕方を特定している場合(何処ぞに寄付とか)、基本的にその意思に従います。
遺言で、「財産は孫ふたりに」とかあれば、最終的に孫たちが財産を受け継くでしょう。上記の贈与を、遺言で行った形になります。
なまじ廃除だの放棄だのと出すより、こちらが一番自然であると思います。「遺言で財産は孫たちにとあったし、俺も姉さんもそれが良いと思って、特に申し立てもしなかった」とでも弟のセリフがあれば良いし。

親が権利を放棄したら、その権利は子供に移るという、一般的な観念からこういうことになったのかもしれません。
これは逆の考え方で、「権利があるのに放棄した。だからその後に連なる人にも権利は無い」というのが相続における放棄なんです。
先程の代襲相続は、本来は相続権利のある人が権利を行使する前に不幸にも死んでしまった。なので、その権利を子供に与えましょうということなんです。
放棄は、元々権利ある人が要らないと言ったのだから、代わりに子供が、というのは筋違いというわけです。
この考え方から、廃除と欠格の場合も代襲相続はあります。

ドラマのトリック自体は、結構唸りますね。
推理小説が世に出てから今日まで、ありとあらゆるトリックが出尽くしました。現在、全く見たことがないトリックというものは皆無と言っても過言は無いでしょう。
既成のトリックを改良したり組み合わせたりして、そのアレンジの腕が問われるのが、今の推理小説なのだと思います。
1話もそうでしたが、2話の密室トリックも面白かったです。
実は鍵はかかっていないのに、空気圧で扉を開けられないようにして密室にする。その後で鍵をかけ、それを開けさせることで、最初から鍵はかかっていたのだと思わせる。
化学トリック+心理トリックが上手に組み合わされていました。
主役の大野くんが、何考えているのかわからないキャラクターを好演しています。
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はっと気付くと、もう14巻まで出ていました。一気に2冊買ってきました。
一応仕事机の上で撮影しているのですが、サンレッドの下にBASARA3コンプリートワークスがある(笑)
サンレッドは中身ももちろん好きですが、作者の愛猫だいちゃんの写真が可愛いですよ。


時代劇専門チャンネルで放送中の独眼竜政宗を見ています。輝宗パパンがお亡くなりになったよ~
じゃなくて、この前人取橋の戦いがあったのです。
人取橋がしょぼかった・・・
今はありませんが、昔お正月にタレントのかくし芸番組がありました。(関係ないですが、「かくしげい」を変換するとき、最初に出たのが「隠しゲイ」だった・・・)
その番組で時代劇をやったような、そんな感じのしょぼさなんですよ。明らかにスタジオ撮りとわかりますので、どうしても狭いんですよね。
現実の人取橋がどんなものなのかとネットで調べましたら、現在は無いようです。古戦場はありますが、橋そのものは無いみたい。
話の中では人取橋での攻防戦があって、敵の佐竹軍に橋を占拠されたという伝令が伊達本陣に来て、「いかん!人取橋を抑えられては!」みたいなセリフがあるんです。
どんな重要な場所なのかと思っていたら、簡単に越えられそうな感じの橋が画面に映って・・・
思わず、「しょぼ!」と叫びましたよ。馬も狭そうにしていましたね。
政宗の前番組であった風林火山も見ていますが、川中島の戦いは勇壮でした。ですから余計にしょぼく見えるんですよねえ。
何処かでロケ出来なかったのか? 予算の関係か?と思いましたが、考えてみれば政宗の舞台は東北ですから合戦は雪中が多い。
雪深い中でのロケとなると、時期が限られるというネックがあるのかもしれません。

この戦いで故いかりや長介さん演じる鬼庭左月が戦死するのですが、人取橋古戦場の近くに国道4号線が通っていて、その脇に鬼庭左月の墓があるそうです。
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先月3歳になりました。相変わらず、ちまっとしています。


時代劇専門チャンネルで放送中の国盗り物語を見ています。
主演 北大路欣也で、輝宗パパも演じていますので、プチ北大路欣也祭り気分です。
斉藤道三というとあまり良いイメージが無かったのですが、あくまでイメージで詳しくは知らなかったのです。
実際にドラマを見てみると、野心溢れるエネルギッシュさに、男性が憧れるというのも頷けます。秀吉も成り上がり物語ですが、道三のほうが短期間なだけに攻め口が苛烈で、ある意味小気味良いです。
現在2話まで見ましたが、この時点で振り出しに戻るジェットコースター人生な人ですねえ。いや、おもしろい。
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丸いチャイさん。
でもそんなに重いわけではありません。4㎏もありません。
冬毛で嵩が増えているのかどうか謎ですが、体重がそんなに無いですから、そうなんでしょうね。
あ、そういやもうすぐ3歳だ。
どうやらあまり大きくならない猫らしく、未だに若猫に間違えられます。


NHKで放送中のブラタモリを見ています。確か、なんとかのタマゴとか総称されていた、実験的番組で作られた頃から見ています。
都内と近郊を歴史的観点から歩く番組なんですが、これが為になるのです。
元々古地図好きですので好みの傾向ではあったのですが、普通に今暮らしているこの時が、太古から連綿と続く時代の線上にあって、この現在も未来に続く歴史となるのだと感じます。

去年からの放送では、荒川が人工の河川であることを知りました。
本来、隅田川を荒川と呼んでいたそうです。川幅が狭くカーブの多い隅田川は、大雨になると氾濫し水害を引き起こすので、荒ぶる川、荒川と呼ばれていたそうです。
そこで、途中から幅が広く直線の川を、湾まで人工で作ったそうです。そしてこちらを荒川と呼び、元々の荒川は隅田川となったということです。

時代劇でお馴染みの吉原も、現在は何処に位置するのかわからなかったのですが、この番組のおかげでわかりました。千束が吉原があった場所です。
吉原という地名は、現在は残されていませんが、地形は当時のまま残っています。今で言うところのテーマパークなので、綺麗なグリッドプランが敷かれています。
驚いたのは、女性も吉原に行っていたそうです。
遊郭なので男性専用、寧ろ女人禁止なのかと思い込んでいたのですが、当時は遊女が流行の発信地だったそうで、女性は遊女の扮装を見に行っていたそうですよ。
面白いのは、「冷やかし」の語源が吉原だということです。
吉原の近くに紙洗橋があって、ここは再生紙を作っていた場所だそうです。一度使った紙を洗ってどろどろに溶かして、また梳き直す。
熱を冷ます間のちょっとした時間に、職人は近くの吉原まで行って遊女にちょっかいを出していたそうで、そこから「冷やかし」という言葉が生まれたそうです。
ちなみに「ちょっかい」は、猫が前足でじゃれる様子、「ちょっと掻く」が「ちょっかい」となったそうです。

このように主に地域の歴史がわかる番組なのですが、地下鉄スペシャルの回、指令室見学のときに偶然起きた地下鉄遅延への対処は凄かったです。職人技を見た。
東京のようにダイヤが数分おきになっている交通は、ひとつの電車が遅れれば多大な影響が出ます。
管理人も事故多発で有名な中央線通勤の経験がありますので、よっくわかります。
撮影のとき、丸の内線だったと思いますが、何処かの駅で、乗客トラブルで10分の発車遅れが出ました。そしてこの電車が荻窪に着いたら、また折り返し池袋まで行く、ということルートだったと思います。
このままでは単純に考えて荻窪発車は10分遅れになります。
そこで、先に荻窪に着いたら回送になる予定だった電車を急遽使い、そこから順に新しい番号を振ってダイヤの乱れを戻す作業をしていました。
時刻表の元になるダイヤを作る作業は、未だに熟練の手作業でないと出来ないということを、以前JRの番組で見たことがありますが、このときも手作業でした。職人、凄い!!と感心しましたよ。
タモリさんが「不謹慎だけど、良くぞ遅れてくれた、と思う」と言われていましたが、同感です。
東京のような大都会は、JR・私鉄・地下鉄・バスなどの交通網が縦横無尽に張り巡らせてありますが、こういう職員さんたちに支えられて、当たり前と思っている運行がなされているのだなと思いましたよ。
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